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能勢町の古民家13 、古民家再生, 離れのリフォーム工事, 小屋組の補強工事
カテゴリ:関西の田舎暮らし  / 更新日付:2023/09/29 19:18  / 投稿日付:2023/09/29 19:18

こんにちは、西川です。

今回は前回の解体工事の途中で見つけてしまった、構造上の不具合を修正していきます。


小屋組の棟の束の荷重を受けている所なんですが、下から見上げると重さに負けて曲がってきているようにみえます。




水糸をはって調べてみると約15mm程度下がってきていました。

棟の荷重を受けるには少し小さいように思いますし、材種トガ材が使われているようです。

トガの木は曲げ方向に弱いので、適切な使い方ではありません。

しかも曲がった状態のままで屋根の吹き替え工事をしたようです。

なので、ジャッキを掛けて少し持ちあげた後、梁の下部分を水平に削って、補強梁を入れてやることになります。




加工ができて、取り付け準備。

こょうは一人での作業なので、いろいろ工夫していきます。





挿入完了。これで一安心。

もう下がることはないでしょう。




丸太の梁を挟んで、手前の小屋梁も同じ条件なので補強しておきました。



丸太の小屋梁の下は、間仕切り壁になるので下地を組みました。



ということで、今週はここまででした。

また来週・・・。

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